SFと童話とマンガ

・武装島田倉庫(椎名誠)
再読。やっぱり椎名のなんだかよくわからない用語や固有名詞の使い方はすごく上手いと思う。「魚乱魚齒(かみつきうお・本当は魚はどっちも魚へん)」とかのいかにも生物として間違っていそうなミュータントが不気味。おそらくかっこいいであろう多脚作業ロボを「カニムカデ」なんて名前で呼んでるのが生々しい。黄土色の町並みや赤黒い海が目に浮かんでくる。
荒廃した町や何が潜んでるかわかったもんじゃない野山にその日暮らしで精一杯の人々がうごめく暗い世界の話なのに、各話の主人公が皆前向きで爽やか。前の方の話のキャラが後になって出てくると、元気にやってたと分かって嬉しくなる。
なんか比較的最近、アドバード-武装島田倉庫に続く続編が出たそうで。
・チョコレート工場の秘密(ロアルド・ダール)
「チャーリーとチョコレート工場」及び「夢のチョコレート工場」の原作。「チャーリー」は映画館で見たから覚えてた。
児童文学なのにやたらと怖いんだよなw 映画でも怖かったけど。なんか異様に毒気が強いというか、主人公たち以外のキャラに冷たい。「異世界に入り込んだ旅人は死の恐怖と苦痛を味あわなければいけない」っていうのが物語論の法則としてあるらしいけど、まさにそれ。主人公以外の子供が軒並みひどい目に会う。っていうか死んでるんじゃないだろうか。ちゃんと生きて帰ってはいるけど、物語上の役割として死ぬ。
そういった恐怖を抜けて、主人公自身もスリリングな体験を味わって帰還してみると…なんか、映画と違ってえらく強引なシメ方w というのも続編があるからのようで。読まないわけにいかないんだろうな。映画も「なに綺麗にまとめてんだよw」と思ったけど。
世界観が不気味なのに話は爽やかな椎名と、世界観は楽しげなのに話自体は怖いチョコレート工場。対照的な2冊でした。

・フォービリオンナイツ(久正人)
ジャンプSQに載った久正人氏の読み切り。ほぼこのためだけにSQ買っちゃったぞw
割と「ジャンプらしく」してるなあと思ったけど、絵柄や背景がすごくいい意味でいつも通り。国立科学技術博物館って…シロナガスクジラがフタバスズキリュウ(かな?かはくだし)になってるしw
予告イラスト(扉絵)ではヒロインは「ジャバウォッキー」のスターバックみたいなサバサバした人かと思ったけど、すごいかわいい。こういう真面目でけなげな感じの女性キャラは(いや本当は表面的でないだけでみんなそうなんだけど…)久さんには珍しい。
そんで、やっぱりこの人のマンガは、手足や武器の動きを大きく見せる格闘シーンと、それに続く事件の秘密を回収するシーン(作者の趣味たっぷり)がすごく気持ちいい。ここに達して、求めてたものが読めてる喜びが存分に味わえた。
読み切りではあるけど、この設定でもっと読んでみたい。っていうか、この人ならこのネタでいくらでも書けるんじゃないだろうかw
2009年11月05日 | Comments(0) | Trackback(0) | エッセイ

拍手返信

うおー超久しぶりにサイトの拍手押してもらえたーうおー

まあブログの拍手もそうそう押されないんだけど
2009年11月01日 | Comments(2) | Trackback(0) | エッセイ

表現規制に抗おうぜ

今月中一番上に来るようにする。それだと邪魔かもしれないけど。
でもオタク、いやマンガやゲーム、アニメ、映画や小説が少しでも好きならみんな読んでほしい!リンク先を見てほしい!
人権団体が政府関係者にメル凸を始めたのよ。東京都青少年問題協議会でもオタクはみんなキ印だと言わんばかりよ。
とにかくセックスヘイターの声がでかくなってきた。ちょっとでもエロいものは規制しろと言わんばかり。
ちょっとでもエロいものはっていうのは、文字通りちょっとでもエロいものはってこと。和姦ならおkでしょとかいくらなんでもパンチラなんかとかそういうことはないぞ。規制されても平気っしょって言ってる人も多いけど甘いぞ。
そもそもエロが規制できるなら次暴力、そんで差別的表現、と規制を広げやすくなっちゃうっしょ。水際で抑えるに越したことはない、というより、何であっても表現規制されること自体が俺にはたまらんのよ。
なんで、こちらの呼びかけにしたがって数箇所にメールしてきたよ。
表現規制について少しだけ考えてみる(仮)
大丈夫、それは2次元だよ。人が傷つく事はないさ。(ここは一個前のにも貼ったけどね)
主に呼びかけてるのはこの記事
数箇所っていうのは、首相官邸、千葉景子氏(サイトのCGI)、福島みずほ氏、小沢一郎氏(掲示板の非公開書き込み)。それに東京都青少年問題協議会。こんな大物政治家にメールするとか緊張するぜw でも大物政治家にたくさんメールが来るのが一番効果あるからな。
とにかく俺はどういう表現規制であっても我慢ならん!自由でない表現に意味はない!
というわけで、皆様もご協力お願いいたします。
2009年10月31日 | Comments(4) | Trackback(0) | エッセイ

ゆるマンガ3冊

サイト更新したのになぜかブログのほうがはるかにアクセス多いwww凹むわwww

・カブのイサキ
シ ロ さ ん か わ い い よ シ ロ さ ん
1巻よりカブの元気に飛ぶ姿が多いような気がして嬉しい。他の機種もけっこう出てるし。軽飛行機連中もさることながら(ビーバーが出てきたのはちょっと面白いな)、C130大好きなんよ。1巻では表紙を飾った割に出てこなかったから気になってた。
イサキにも相手らしい相手が現れて、なんとなく大きなストーリーらしきものが現れ始めた感じ。カジカは気になるだろうけど。あーでもあんま展開とかなくっていいな、このマンガはw
・とろける鉄工所
読んでるうちに溶接というものを自然に受け止めているから困るw あまりにもキャラと溶接の話が馴染んでる。北さんの奥さんの微妙に残念な感じがいい。
・聖☆お兄さん
正直荒川よりっこっちのほうが面白いかな。宗教の雑学をよくここまでギャグに変換できるもんだ。詳しくなくてもネタの意味がなんとなくわかっちゃうのってすごいな。
2009年10月26日 | Comments(2) | Trackback(0) | エッセイ

約半年ぶりにサイト更新

ムスカの改稿第一話・第二話をうp。サイトデザインもシンプルに。
あんまり多くは語らない。とにかく、読んでくださればそれ以上の幸いはないです、と。
第三話も進めてるよ。
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